渋谷の矯正歯科|渋谷歯科

         

子供の矯正器具が破損してしまいましたが、負担金はどれくらい掛かるのでしょうか。

子供の矯正器具が破損してしまいましたが、負担金はどれくらい掛かるのでしょうか。

お子様の装置が破損してしまったとのこと、いくらくらい費用がかかるのか心配ですよね。
破損といってもさまざまなシチュエーションが考えられます。代表的なものを挙げてみましょう。

①不注意で破損・紛失してしまった場合

お支払いいただいた費用とは別に、装置代をご負担いただきます。

お子様に使用させていただく多くの装置は、危なくなく扱いやすい、お子様でも簡単に取り外ししていただけるものと考えて設計がされています。プラスチックとワイヤーで構成さているものが多く、踏んで割ってしまったり、ワイヤーを変形させてしまったり、間違えて捨ててしまったり…珍しいところではペットが飲み込んでしまった!なんて事件があったりします。信じられないですよね。本当にあるんですよ。

 

②長い間同じ装置を使用していてついに壊れてしまった場合

よく頑張って使用していただきました。費用の負担なく、作り直しをさせていただきます。

お子様に使っていただく装置は、1・2ヶ月で目に見えて効果がでるタイプではなく、効果をご実感いただくまでには少なくとも6ヶ月ほど必要なタイプの装置です。長い間使用していただいて、どうでしょう?そろそろ変わってきた感じがしてきたのでは?

 

③治療中に指示通り使用しているにもかかわらず、装置が合わなくなってきてしまった場合

費用の負担なく、新しく作り直しを行います。

お子様のお口の中はとっても変化が大きいもの。お口の中の状況に合わせて、時には装置の種類を変えて使用することもあります。

 

④装置を使い始めたばかりなのに、不具合がある場合

新しく使い始めた装置、指示通り使用しているのにもかかわらず、壊れてし合った。例えば、ネジがくるくる回ってしまったり、ワイヤーが取れてしまったり、プラスチックが欠けてしまったり…装置は装置作りのプロ、歯科技工士さんが責任を持って作らせていただいておりますが、ごく稀に初期不良がみられることもあります。

 

 

発生する費用の目安

多くの矯正歯科では、お子様の治療費に永久歯に生え変わるまでの装置代すべてが含まれています。矯正治療は自費診療のため、最初はこんなに高額なの!?と驚かれたかと思います。なぜこのような料金システムになっているかというと、お口の状況や成長の度合い、装置の効果の出方によって、その時その時で一番効果的で適切だと思われる装置を使用するためなのです。

上記の①に該当し、装置代を負担しなくてはならなくなったとしても、最初にお支払いいただいた費用が丸々かかるわけではありません。多くは、新しく作る装置代のみいただくことが多いです。装置は複雑なものから、シンプルなものまでさまざまですので、いくらですと一概にお伝えすることはできませんが、平均的なところでは、15,000〜30,000円負担いただきます。

残念ながら①に該当してしまった方、なぜそんなことが起きてしまうのでしょう?どうやったら防げるのかご説明させていただきます。

お子様に使用させていただく装置は、多くは取り外し可能で、お家の中で保護者様の管理下のもと使用していただきます。装置を使い始めた際、ケースを一緒に渡されませんでしたか?口の中から出した装置は洗った後、専用のケースや水を入れたコップに入れて保管するよう注意をうけましたよね。

ここに置いておいたはずが見当たらない!間違えて捨ててしまった!踏んづけて壊してしまった!ペットが飲み込んでしまった!他にもいろいろ、このような事件が起きてしまうからなのです。そういえばそんな注意をうけたなぁと思い出していただけましたか?次の装置からは気をつけてくださいね。

もったいない?装置の破損

ここまでは費用についてのお話でした。実はもう1つ大切なお話があります。装置の破損は、費用が嵩むだけでなく、とってももったいないのです。

なぜかというと、新しく装置が出来上がってくるまでの間、使用を中断しなくてはなりません。ようやく効果が出てきたところだったのに、ストップしてしまう、ストップするだけではなく少し元に戻ってしまう、ということなのです。ご理解いただけましたでしょうか?

さて、破損してしまったものは仕方ありません。もちもん見せていただき、その場で修理や調節をすることで事なきを得ることもあります。再度作り直しが必要となった場合、①〜④すべてのシチュエーションで、新たに歯型をとらせていただく必要があります。

悪いな、怒られちゃうかな、そんな心配はいりませんよ!ぜひ早めにご連絡いただき、装置を再開しましょう。

渋谷歯科 矯正歯科

日付:   カテゴリ:ドクター平沼摩耶の矯正コラム

PAGE TOP