気になるところを短期間で部分矯正


部分矯正とは

部分矯正

部分矯正とは、歯列全体を矯正しないで、部分的に数本の歯のねじれや部分的な咬み合わせの改善を行う矯正のことです。例えば、奥歯の咬み合わせは良好だが前歯が少し凸凹しているケースや、奥歯が抜けたり倒れてしまっているためインプラントやブリッジが出来ないケースで部分矯正が行われます。通常の矯正と比較して部分矯正は動かす歯の本数が少ないため、簡単な治療のように思われるかもしれません。しかし、限られた本数のみにつけた装置で、狙った箇所のみ歯を動かす治療はなかなか難しいのです。

部分矯正の特徴

部分矯正の特徴について、メリットとデメリットという観点からご説明します。
(1)メリット

メリット

  1. 短期間での治療が可能
  2. 矯正したい部分をピンポイントで治療できるため、短期間での治療が可能です。たとえば、奥歯の咬み合わせは良好だが前歯が少し凸凹しているケースでは、一般的に6〜8ヶ月の治療期間で歯並びの改善が可能です。ワイヤーを長期間にわたって装着することがないため、気軽に始められます。

  3. 費用があまりかからない
  4. 部分的に装置を取り付けるため、歯列全体に取り付ける矯正装置より治療費用が安くすみます。一般的には、全体的な矯正治療の1/3~1/5程度の費用をご負担いただきます。

  5. 違和感と痛みが少ない
  6. 全体的な矯正の場合と比較して、矯正装置の違和感と痛みがあまりありません。

  7. 目立ちにくい
  8. 気になる部分だけの矯正なので、全体的な矯正より目立ちません。人目を気にする職業の人には向いています。

  9. 歯への負担が少ない
  10. 歯に力がかかっている期間が短いため、歯への負担が少ないことが多いです。

(2)デメリット

デメリット

  1. 仕上がりに限界がある
  2. 限られた箇所のみに装置をつけるため、全体的に咬み合わせを整えることができる矯正と異なり、仕上がりに限界があります。

  3. 歯と歯の間のヤスリがけが必要な場合がある
  4. 凸凹を改善する場合、隙間を作る目的で歯と歯の間をヤスリがけさせていただくことがあります。もちろん形が大きく変わったり、染みる原因になるほどヤスリがけすることはございませんのでご安心ください。多くとも1面に対し0.2mmほどと、問題のない範囲内で行います。

  5. 部分矯正できないケースがある
  6. 著しい不正を抱えている場合、部分矯正を行うことで全体的な歯並びを悪化させてしまう恐れのある場合には、部分矯正が適応でないことがあります。