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あなただけにそっと教える!矯正歯科の調節料で行っていること


あなただけにそっと教える!矯正歯科の調節料で行っていること


渋谷歯科・矯正歯科では、お子様・大人の方によらず、装置を使用している間の来院時に、調節料として5,000円(税別)をいただいております。

この費用はどの医院でもだいたい同じです。
中には、裏側の矯正治療など、より技術が必要な治療の場合、少し加算された費用を設定している医院もあります。

この調節料で行っていることはどんなこと?つまり、毎回の調節では何をするの?について、お話しさせていただこうと思います。

お子様の場合(乳歯と永久歯が混ざっている時期)

  1. 装置はお口に合ったもの?
  2. 装置は合っているか

    お子様のお口の中は、変化がたくさん。歯の生え変わりだけでなく、成長に合わせて、歯が生えている土台の大きさも大きくなっていきます。幅も奥行きも増えていきます。
    足が成長してくと、靴が窮屈に感じますよね。無理をしてはいていると、痛みが出たり、歯の生え変わりを邪魔してしまったり、成長によからぬ影響を与えてしまうことも。
    お子様の「今」の状態にぴったりと合った上で、効果的に成長を誘導できる装置でなくてはなりません。

    • ・歯が生え変わって装置に当たってきそうなところ、歯がゆれて装置の着脱時に当たりそうなところは、あらかじめ形を変えておく必要があります
    • ・形が合わなくなったところは、合わせ直しが必要です
  3. 装置をリニューアルする必要は?
  4. リニューアル

    お子様の治療でしたいことは、「成長が進んでほしい道から外れそうになっていたら、道を訂正し、正しい道にのってくることができるよう誘導してあげること」。達成したいポイントが複数あることもしばしばです。
    たとえば、土台の幅を増やしたい&咬み合わせが深いことを改善したい、舌のくせをとりたい&顎の成長方向を誘導したい…。
    装置を使い始めて、効果は思うようにでているか?そろそろ他の装置に変えるタイミング?お子様の成長に合わせて、時期を見極めてコントロールしていくことが大切です。

    • ・成長の方向・装置の効果を確認するためにお顔立ちやお口の中の写真、レントゲン撮影を行います
    • ・装置をリニューアルするための歯型や咬み合わせを取ります
  5. 成長による変化を経過観察していきます
  6. デジタルレントゲンでの撮影

    歯の生え変わりは順調か?歯の向きや位置は正しいか?上顎・下顎の成長量や方向はどうか?
    成長をしっかりと追っていくことで、次の一手に適切なタイミングを逃しません。

    • ・成長の方向・歯の生え変わりを確認するためにレントゲン撮影を行います
    • ・必要に応じて、歯の生え変わりの誘導を行います。乳歯を計画的に抜くことも
  • 永久歯を虫歯から守りましょう!
  • 子供の歯磨き指導

    永久歯への生え変わりが始まる6歳ころは、小学校に上がり、お子様ご自身で歯みがきをする機会が増え始める時期です。とくに、6歳臼歯とよばれる奥歯は、咬む面がしわくちゃで、とにかく磨き残しをしやすいところ。虫歯を作ってしまう前に、しわくちゃの溝を埋めるシーラントという処置をおすすめしたり、歯みがき指導のお時間をいただいたりします。

    • ・シーラント処置や歯みがき指導のお声がけ
    • ・合った歯ブラシや歯磨き粉の選び方をお伝えします

    大人の方の場合(永久歯に生え変わった後)

    1. 装置をつけて矯正治療スタート!
    2. 矯正装置を付けて開始

      必要な箇所から装置をつけていきます。装置を始めてつけたあとは、歯みがきの仕方やみなさん心配される痛みについてお話をしたり、食べ方の工夫をお話ししたりと盛りだくさん。ご自宅に帰られてからも見直せるように、説明用紙をお渡しさせていただきます。

      • ・装置をつけて、いざ治療スタート!
      • ・装置装着後に起こりうるもろもろをお伝えさせていただきます
      • ・必要な箇所に装置を順次増やしていきます
      • ・必要に応じて、装置のつけ直しも行います
    3. ワイヤーを適切なものへ変更していきます
    4. ワイヤーの調整

      歯ひとつひとつに付けられた装置を「車両」、ワイヤーを「線路」と例えると分かりやすいです。矯正治療は、車両を線路の上を滑らせることによって動かしていく治療。線路にあたる、ワイヤーを治療ステージに合わせて細かく調節していきます。

      • ・ワイヤーの太さ・固さ・形を変化させていきます
      • ・毎回の細やかな調節がとても重要!
    5. 歯の動かし方を工夫して並べていきます
    6. ワイヤーの調整

      ワイヤーでしっかり「線路」を作ったら、車両にあたる歯を滑らせる方法を工夫します。

      • ・歯の位置や捻れを改善!まっすぐに並べていきます
      • ・でこぼこをほどいていきます
      • ・すき間の閉鎖を進めながら、奥歯の咬み合わせも整えていきます
    7. 装置周りをきれいに!
    8. 装置の周りの清掃

      来院時には、ご自身で取りきれなかった装置周りの汚れも清掃します。1ヶ月の汚れをすっきりと洗い流して、新たな1ヶ月を気持ちよくスタートさせましょう。
      来院時に残ってしまっている汚れは落とすことができますが、日々の清掃のコツを掴んでいただくことが何より大切です。

      • ・装置周りの汚れを落とします
      • ・清掃方法は適切か?補助道具があった方がよい?お話ししながら必要なものをおすすめさせていただきます

    以上のようなことを、来院時に行って、治療を進めていきます。

    大人の方であれば、歯を効率よく動かし、お口の中にトラブルなく過ごしていただくために、3〜4週間に1回ご来院いただきます。

    お子様の場合は、装置の使い始めや生え変わりの盛んな時期は月に1回ご来院いただきます。

    装置に慣れて、ご自宅での管理ができるようになったら、2〜3ヶ月に1回に。

    また、生え変わりを待ったり、経過観察したりする時期として、まとまった期間あけることもあります。

    お口の中の状況や成長の時期、装置の使用状況、装置の種類によって、治療スケジュールはさまざまです。患者様ひとりひとりに合わせてオーダーメイドの治療を行っていきます。

    渋谷歯科 矯正歯科

    日付:   カテゴリ:ドクター平沼摩耶の矯正コラム

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