- 口を閉じても歯がのぞいている
- 口が閉じづらい
- あごにしわがよる
- 口もとが出ている
- 小さい時に転けて歯を怪我したことがある
これらのことが頭に思い浮かんだ方は、実は「出っ歯」であることが悩みの種かもしれません!
お口の中のことだけでなく、普段の生活のなかでどうやったら改善されるんだろう?
どのお医者さんに行けば治るの?
と思い悩んでいることも、意外と歯が原因のことがあります。
流行のリップメイクを楽しみたい
「歯に口紅がつきやすい!」
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”2i.png” name=”矯子”]流行の赤リップかわいいし挑戦したいのだけれど、私どうも歯に口紅がつきやすいのよね…。
この間、歯に色がついているよって言われて、鏡を見たらなんとピンク色。
恥ずかしかったぁ。
雑誌で彼が見つけてがっかりすること、に挙っていたのを見かけたし、もうどうにかならないの?
これじゃあ、リップクリームしか塗れないじゃない。[/speech_bubble]
女子の人には言えない密かな悩みですね。
これは、上の前歯が前に傾いている度合いが大きく、横からみて前に飛び出している状態の時に起こりやすいです。上の前歯が下唇にのっかるように位置しやすいため、どうしても口紅をこすり取ってしまうのですね。
もちろん出っ歯だけが理由なわけではありません。
唇を咬む癖のある方、八重歯をお持ちの方も同じような悩みをお持ちだと思います。
笑うときに口もとを手で隠したくない!
「笑うと歯ぐきが見えて気になる!」
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”2i.png” name=”矯子”]笑うと歯ぐきがにゅっと見えて、隠したくなっちゃう。わたし、歯ぐきが長いのかな…。
それになんだか唇やお口のなかも乾燥しやすいように感じるのよね。
気のせいかなぁ。[/speech_bubble]
「笑う時に無意識に口もとを手で隠してしまう」は隠されたお悩みナンバー1だと思います。
人に好意をもつ瞬間、魅力的だなと思わず感じる瞬間、性格もよさそうと思う瞬間、代表の「笑顔」ですから、とってももったいないですね。
もちろん、生まれつき歯ぐきの長さが長めの方、上唇が短めの方もいらっしゃいます。
これは個性です。
それだけではなく、上の前歯の傾きが強いと、笑った時に唇が上に持ち上がりやすいのです。
必然的に歯ぐきの見える分量が多くなりやすいです。
また、唇がどうしても閉じづらくなりますから、リラックスした状態の時にポカンと口があいてしまうことが多く、お口の中や唇が乾燥しやすくなります。
乾燥すると、口臭の原因や着色の原因にもなりますから、なんとしても改善したいですよね。
出っ歯の治療費は程度で変わることは“ほぼ”ありません!
これまでに挙げさせていただいた事柄がきになって、出っ歯を治すのであれば…多くの場合は部分的に装置をつけて治す部分矯正ではなく、お口の中を全体的に治す全体矯正が必要になることが多いです。
※もちろんケースバイケースですが。
全体矯正が必要になる場合、出っ歯の程度で治療が変わることは“ほぼ”ありません!!
気になりますよね。“ほぼ”って何?
説明いたしましょう。
矯正の治療費は、装置や材料費に当たる基本料金と、調節に通うたびに必要になる調節費が分かれていることが多いのです。
この基本料金に当たる費用は、程度によって変わることはありません!
しかし、程度が重度であればあるほど、治療期間がやや長くなりやすいです。
例えば、調節料が1回あたり5,000円だとします。
Aさんは治療期間2年間、Bさんは治療期間2年半かかったとします。
矯正の調節は約月に1回の頻度になりますから…
AさんとBさんの矯正費用は、半年分、6回調節分の30000円ひらきがでるわけです。
ですから、厳密に言うと、程度によって違いがないわけではないのですが、大まかには変わらないと言えます。
一見、歯に関係あるの?
と驚いてしまうような事柄でも、歯並び・咬み合わせを整えることで、お悩み改善できることも!
そうしたら、もっと笑顔に自信が持てて、メイクもおしゃれも楽しくなってきませんか?
これは無理だよねとあきらめずに、お話ししてみてくださいね。
日付: 2015年11月29日 カテゴリ:ドクター平沼摩耶の矯正コラム