よくある質問

どんな理由で転院されるのであれ、今まで通った医院ですから、だまって行くのをやめてしまうのは、気が引けますよね。担当医もスタッフもとても心配すると思います。

もちろん、急に決まった転勤、転校で直接伝えにいく時間がどうしてもなかったり、なかなか顔を会わせづらかったりと様々な事情があると思います。

そういった場合は、状況や気持ちが落ち着いてから、電話やメールで伝えるのがおすすめです。

矯正治療はほとんどの場合、保険のきかない自費の治療になりますから、医院ごとに料金設定も異なりますし、支払い方法も様々です。

例えば、複数回に分けて来院時にお支払いいただく分割払い、ボーナス払い、治療初回に全額お支払い、デンタルローンなど。
原則的には、予定される治療期間を含め、治療方針にご同意いただいて、はじめて契約が成立しますから、一度お支払いいただいた治療費を返金することはできません。

しかし、通い切るつもりで治療を開始したけれども、予測不可能な事情ができてしまう場合も当然あるはず。そういった場合は、担当医にご相談いただくとよいと思います。治療の段階に応じて、返金してもらえる可能性があるかもしれません。

転院先ってどうやって見つけるのでしょう？

1. ⑴元々かかっていた矯正医に紹介してもらう
2. ⑵インターネットで検索してみる

近くに紹介してもらえる先生がいない場合、インターネットで検索してみるのも手です。ただし、インターネット上には膨大な量の情報がつまっていますし、いったいどれを信じたらよいのか悩むこともありますよね。

そんな時は、日本矯正歯科学会のホームページから、矯正歯科認定医や専門医の資格をもっている先生を検索することができます。

資格をもっていなくともしっかりとした治療をされる先生はたくさんいらっしゃいますが、分かりやすい指標のひとつとしては有用ですね。

元々通っていらっしゃった医院から、紹介状や転院資料を用意していただけた場合は、忘れずに持参しましょう。

新たに治療を継続する医院では、現状の把握を行い、今後の進め方を検討するため、精密検査から開始されることが多いと思います。進めてきた治療方針に沿って、ゴールまで走り切るために必要なことを共有し、関係性を作り上げていきます。場合によっては、装置の追加や変更が必要になるかもしれませんし、治療方針自体を少し変更させていただくこともあるかもしれません。

途中で、医院や担当医を変更しなくてはならなくなったら、今後のことが不安になることでしょう。

一箇所の医院で治療が完了する場合に比べて、費用が嵩み、治療期間が延長することが多いです。

新たな担当医から説明を受け、話し合う時間を設けることで、
不安なく治療が継続できることが何より大切です。