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渋谷の矯正歯科|渋谷歯科
電話でのお問い合わせ0120-461-831
アクセス | JR山手線「渋谷駅」ハチ公口より徒歩3分 |
診療時間 | 月から金曜日 9:00~13:00 / 14:00~19:30 土・日 9:00~13:00 / 14:00~17:30 |
矯正治療を始める前に必ず踏むステップがあります。それは、検査です。
患者さまご自身に合った治療方法をオーダーメイドで提案させていただくために、しっかりと現状を把握しておく必要があるからです。今抱えている問題点は何に寄与するものなのか?どこに不正があるのか?を明らかにし、その不正を改善するためには何をする必要があるのか?を検討し、「審美的要件を叶えつつ機能的に使えるようになる」治療のゴールを設定します。
検査の回では、治療計画を練り上げるために必要な資料を取らせていただくことが中心となりますが、その次にお会いする時に、いただいた資料を分析にかけたものをお見せしながら、じっくりと時間をかけてご説明させていただきます。診断と呼ばれるステップです。
ご自身の状態をよく理解していただき、同じゴールを目標に、一緒に目指せるようになることが何より大切だと考えています。
渋谷歯科では、多角的に現状を把握できるよう、以下の検査を行っています。
・お口の中のお写真
・お顔立ちのお写真
・歯型
・かみ合わせ
・全部の歯がうつるレントゲン写真
・必要に応じて、より詳しくうつる
部分的なレントゲン写真
・横顔のレントゲン
・正面のレントゲン写真
・顎関節のレントゲン写真
・必要に応じて、お口の中のデジタルスキャン
これらの検査のなかで、「横顔のレントゲン写真」を用いて、分析を行い、その結果をまとめたものを「ポリゴン表」といいます。矯正治療を計画する上でとても有用なものです。
矯正歯科医は、横顔のレントゲン写真から、上顎・下顎の位置関係や歯の傾きなどを知るために、顎や歯の代表的な部位をプロットすることで分析を行っています。分析の結果は、表にまとめ、同じ年代・性別の方々の標準値と比較することで、ご自身のどこに改善すべきポイントがあるのかを把握していきます。
ポリゴン表では、標準値(表の赤い線です)を真ん中にして、プラス、マイナス1標準偏差(簡単にいうとばらつきのことです、表の青い線の範囲です)内に値が入ってくると、大まかに標準的であると考えます。
緑色で示されている値がご自身の値なのですが、ご自身の値が、標準的な値と比べて、大きいのか、小さいのか、を見ていくことで、特徴を掴んでいきます。標準値の枠から大きく外れた値を、治すべきポイントとして注目していくわけです。
もちろん、ポリゴン表は、数多く存在する分析方法の1つにしか過ぎません。そして、とても重要なことなのですが、すべての値を、標準的な範囲内に入れていくことが適切な治療方針になるわけではありません。ですが、ご自身の特徴を知っていただく上で、分かりやすい表のため、有用性が高く、広く使用されているのだと思います。
横顔のレントゲン写真から読み取れることは他にもたくさんあります。舌の位置や気道の太さ、頸椎(首の骨)の湾曲具合や口元のシルエットを知ることができます。
ポリゴン表の結果だけで治療方針が決まるわけではなく、他の検査結果と照らし合わせて総合的に判断し、最終的な提案を模索していきます。
しかし、文章で読まれていても、いまいちイメージしづらいですし、飲み込めませんよね。
実際には、ポリゴン表をお見せしながら、ご自身のかみ合わせ・歯ならび・お顔立ちを特徴付けていく箇所を丁寧にご説明させていただきます。そのためにも、検査の後にいただくご予約、「診断」のステップにはお時間をしっかりといただいています。分かりにくいところや聞きそびれていたことなど、なんでもお気軽におたずねくださいね。